<概要>
電子帳簿保存法の請求書発行側の必要要件として”電磁的記録の訂正・削除・追加の事実及び内容を確認できるシステムを使用すること”に対応するため、請求書において「どのユーザーが」「どのような操作」を行ったかログを確認出来る機能です。
請求書が作成されたタイミングで同一の請求書の履歴データが作成されます。
また、請求書の修正など変更が発生したタイミングで履歴データが追加されます。
<操作ログ確認対象画面>
・請求書詳細
・請求書更新履歴一覧
・請求書更新履歴詳細
<請求書詳細画面 画面例>
請求書タブ→請求書番号をクリック
「(履歴)」のリンクをクリックしますと、「請求書更新履歴一覧画面」へ遷移致します。
<請求書更新履歴一覧 画面例>
「履歴ID」のリンクをクリックしますと、「請求書更新履歴詳細画面」へ遷移致します。
「履歴ID」が複数ある場合は、該当のリンクをクリックしますと更新時の情報を参照出来ます。
<請求書更新履歴詳細 画面例>
請求書更新履歴詳細画面より、操作履歴が作成された「時間」「ユーザー」「カテゴリ」を確認することが出来ます。
<仕様>
■ログカテゴリ
発行:請求書発行時に表示されるカテゴリ名
編集:請求書詳細内容を編集した際に表示されるカテゴリ名
※請求書編集画面内にて編集可能な項目の編集が行われた場合に履歴データが作成されます。
再発行:再発行機能を利用して請求書の再発行が行われた場合に表示されるカテゴリ名
※再発行元の請求書、および再発行後の請求書のログに「再発行」の履歴データが作成されます。
再発行元の請求書のログでは状態「無効」と表示されます。
繰越:請求書繰越時に表示されるカテゴリ名
※繰越予約または繰越予約取消実行時、繰越元の請求書にて「繰越」の履歴データが作成されます。
■更新ユーザー名
・更新作業を実施したログインユーザー名が表示されます。
「ユーザーID」のリンクをクリックしますと、「ユーザー詳細」へ遷移致します。
<更新ユーザー名が「システム」と表示される場合について>
ユーザーによる直接の更新以外の場合の更新者は「システム」となります。
システムと表示されるケースは下記のとおりです。
・請求書自動発行など請求管理ロボシステムによる自動処理が行われた際の操作ログ
・事前発行機能で発行処理が行われた際の操作ログ
※APIにて発行・更新した場合は、指定したユーザーID(メールアドレス)のユーザー名が反映されます。
■更新日時
・請求書更新日時は<yyyy/mm/dd hh:mm:ss>形式で表示されます。
■保存期間
・契約中は請求書データは税法上の法定期間(7年間、または7年を越えて繰越欠損金の控除を行う場合は
その控除期間中最長10年間)保存可能です。
保存期間中、保存データは改変できません。
<注意事項>
・履歴データの請求書PDFダウンロードや、履歴データの請求書プレビュー表示は出来兼ねます。
・履歴データの出力が必要な場合はブラウザの印刷機能をご利用ください。
・電子帳簿保存法の書類のデータ保存の適用に当たっては、システムの運用に際し、電子計算処理に係る事務手続き
を明らかにした書類及び電磁的記録の備付け及び保存に関する事務手続きを明らかにした書類を整備する必要が
あります。
・履歴データのCSV出力が必要な場合は、弊社で出力しお渡しさせていただきますので、サポートデスク課までお問い合わせ頂きますようお願い申し上げます。
・訂正/削除の内容の検索につきましては、弊社からお渡ししたデータをもとに検索頂きますようお願いいたします。